今日は最初から遠出をするつもりで自転車に乗った。固いサドル対策にはレーパンを下に穿いていった。目的地は旧勢和村の丹生ではないほうの、飯南の立梅用水路沿いのコースを走ること。天気は良く風もなく、暖かいどころか自転車では途中で暑いくらいだった。ただしやっぱり花粉は沢山飛んでいたようで、鼻はマスクでおおっていても眼が痒くて仕方ない。それにいくらマスクをしていても鼻にも入ってくるのか走りながらクシャミを連発したりしたが、回りを見たら右も左も杉木立だったりするので、こりゃもうどうしようもない。しかし山村で働いている多くの年配の方々もみなさんしっかりとマスクをしてるので、やはり花粉症は日本の国民病なのだろう。
コースはいつもの玉城平野部を抜け、仁田からR42と平行して伸びる集落の中の道を春うららかな気分で走り、おきん茶屋を右折して丹生太師で休憩。それから勢和大橋を北上し途中で左折して山のほうへ曲がると、やがて道は櫛田川右岸に沿った立梅用水が流れる側道となる。クルマが通れるほどの幅が無いので自転車専用道のように気持ち良く走れる。この用水路は2km以上続いていて、不思議なのは水の流れと逆に向いて走ったのに、自転車では登りを意識しない。それどころか緩やかな下りのように感じたことだ。たぶん錯覚なんだろうけどね。
のどかな用水路沿いコース
やがて用水路とも別れて道は一般道に戻るが、そこからいくらも行かないで行き止まりとなる。ところが櫛田川右岸の堤防道路というか通路みたいなものがそこから先に延びているのが見える。行けるかも?少し戻って休憩中の農作業の人に尋ねたら、自転車なら行けると言うので、通行止めの看板の先に入っていった。
その現場がこの上の写真。この先行けそうにみえるでしょ?ところ〜が〜。
いつぞやの朝熊道を思い出した。ゾゾゾ
落石注意と書いてあったように現場は荒れ放題。とてもじゃないけど自転車には乗れません。
押して、かついで、の繰り返し。
でも景色はいいですよ。振り返って見るとこんな感じ。
難所をどうにか抜けて茶倉に到着。いつのもつり橋を渡る際に今日の記念撮影。対岸の道の駅で遅いお昼にする。帰りはR368で丹生まで戻り、そこから津留〜相可経由で帰ってきた。今日の走行距離はほぼ80km。ビアンキで走る最初の長距離になったが、これだけ走れたのもレーパンのおかげ。もっとも実際には60km過ぎたあたりからお尻が痛くなってきたんだけどね。最後の10kmはダマしダマしって感じだった。早く馴染んでちょーだい>革サドル君。