天気は回復したが風が強くてちょっと自転車する気になれなかった。午前中は雑用あれこれ頼まれて忙しく動き回る。ところが午後になってまったくヒマになったら何かをする意欲も途絶えてしまった。
夕方になって、あーこれではイカンと思い、（う〜む最近こういうのばっかりだ）、駅前方面までカメラを持って散歩。どうせなら今月のテーマのstreet
fashionに応募するようなものが撮れないかと望遠ズームを付けて出た。
でもしかし、望遠って難しいねえ。おまけにstreet ｆａｓｈｉｏｎと言えるような人にも会えなかったし。なので大好きな駅の建物写真を撮るだけで帰ってきた。
この「近鉄」っていう文字のあるところの真下の地上部分が昔は消防署になっていて、この灯台のようなガラスの見張り台部分は火の見やぐらとして使われていて、消防署員が交代で見張りをしていた。高さは25mで、その頃はここが伊勢市内で一番高い建物だから、というのを当時の署員から直接教えてもらった。小学校低学年のボクは勝手にこの火の見やぐらを登っていって遊んだものだけど、当時は署員から何も注意されなかった。それどころか子供が登っていくと歓迎されたりした。署員の使っている双眼鏡を借りて市内を一望したのをよく覚えている。ここへ登るのは3階部分までは階段だけど最後はハシゴになっていて、そんなところで10才くらいの子供が遊んでいたら絶対に注意されると思うのだけど、昔はなんでものんびりしていたものだ。
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