今日は時の記念日だそうだ。ならばそれに似合う絵はないかと家の中を探してみたらここになった。これ実はトイレの窓なんですけどね。このアジサイは庭に咲いていたものです。時刻は1時半。そろそろプールに行こうかなというところ。夜行けない時は昼間のこの時間に行くことが習慣になってきている。おかげで週のうち4,5日は泳いでいる。
先日やっと届いたパット・マルティーノのアルバムがとても気に入っていて毎日2.3回くらい聴いている。とにかくゴキゲン。そこでこのパットマルティーノっていうのはどういう人なんだろうとネット検索してみた。そしたら「パットマルティーノのように弾きたい!」というギタリスト向けの解説ページがあって、その中に以下のような記述があった。
マイナーコンバージョンという考え方
マルティーノ御大自身ビデオの中では、理論的なことには、殆ど触れていません、それどころか、どのようなコードに措いてもm7thを弾いていて、スケールでは解釈していないと終始言っておられます。基本的な理論を知っていれば誰でも理解できる、マイナーコンバージョンと言う考え方です。
IIm7=IIm7、IVM7≒IIm9、V7≒IIm6、VIIm7(b5)≒IIm6、さらに経過音の多用によって、メロディックマイナーとも考えられる為、bII7≒IIm6(オルタード)、結構強引な気もしますが、一般的なコードタイプにはm7th一発で全て対応しています。バックでコードが鳴っていれば全く違和感はありません。
マルティーノ御大はビデオの中でこのように言い切っています
Dm7=Dm7、FM7、G7、Bm7(b5)、Db7
これはボク的にはちょっとした、いやそれどころか結構な驚きなのだけど、こういう考え方はいつでも和音を響かせることが出来る、言い換えれば、メロディを弾きながらもそのバックにハーモニーを流せることが出来るギターのような楽器だから思いつくことなのだろうか。ドミナントモーションという理論体系でおなじみのUm7-D7という和音進行はドミナントであるD7にこそ重きを置いて解釈していたはずなのだけど、パットマルティーノの方法論では重きを置くのはむしろUm7のほうだということになる。
まあこういうのは方法論の問題であるから、実際にはいかに歌いきるかということだとは思う。その歌い方が個性的であればあるほど歓迎するのもジャズファンなのだしね。