昨日の宮川花火大会に続いて今夜は勢田川で打ち上げ花火とメインイベントの金魚花火があるので、夕涼みがてら観に行ってきた。今夜も昨夜と同様で家から歩いて行ける範囲だ。
打ち上げ花火といっても昨夜のような全国の花火師さんたちが集まる奉納花火とは全然スケールが違って、高さも２，３０ｍくらいのものなんだけど、これを船で引っ張る小さな打ち上げ台を使って川の真ん中から打ち上げる。花火のスケールは小さくてもボクたち観客の目の前でやるから結構迫力もあるし、何より風情がある。
しかしこの河崎天王祭りのメインイベントは、花火は花火でも打ち上げ花火ではない。水上を無数の金魚が走り回るかのような「金魚花火」が一番の出し物になっている。これをなんとか絵にしようとしたのだけど、これがやってみるとなかなか難しい。
最新のＤＡレンズなんぞを使いながらも、ＩＳＯは固定で露出やフォーカスは完全にマニュアル撮影とするのが正解だった。露出補正ごときでは追従できません。金魚花火を川に投げ込む船が段々と近くにやってくるのですが、刻々と明るさが変わるのでもうタイヘン。絞り2.8にしておいてシャッター速度をじゃんじゃん変えながら撮っては撮影結果を見て、また変えては撮っての繰り返し。
いっぱいシャッターを押した割には使える写真が少なかったのだけど、これも面白い撮影体験だった。ところでこの金魚花火が始まるのを待ってる間、隣に居た若い男女のカップルがなかなかよいムードを漂わせていて、思わず撮りたくなってしまった。甘いムードなんだけどベタベタし過ぎてなくて、う〜む、良い感じじゃないか。日本も開けてきたなあ、っていったいボクは何時の人だ？(^^♪
