お盆ウィークの最終日、ついに撮影モデルになってあげようという女性の協力を得て、マイスタジオにてあれこれポートレート撮影、休憩も挟んで2時間くらい実践することができた。自分でポーズというか写真のスタイルを考えつつ、セットを替えて、レンズを替えて、光の配置を替えるのは思った以上にタイヘンで、本物のスタジオワークだと照明だけでも助手が付いたりするのはとてもよく納得できた。
座ってもらってバストショット(胸像)を狙うには問題ないのだけど、モデルさんに立ってもらってこちらがカメラ位置をいろいろ変えようとすると現在の8畳間くらいのスタジオでは狭くてなかなか良い位置取りが出来ない。それとバックスクリーンをもっと天井近くから吊り下げないとモデルがスクリーンからはみ出してしまうことも分かった。
今回のスタジオ撮影では一番使いやすいレンズは50mm f1.4だったのだけど、これは完全にマニュアルレンズなのでかなりピントにシビアにならなければいけない。他に全体像を撮影するにあたってはFA35mm
f2.0と部分的に狙った場合でDA70mm f2.4が活躍した。だいたいこの3本で撮りたい絵は網羅できそうだ。
しかし外で自然光を頼りにスナップぽくポートレート撮影をするのと比べると、スタジオ内で一から全て考えつつ撮影するのはすごく大変だということが分かった。モデルさんにも気を遣うしね。いっぱい撮ったポートレートだけど、写真公開の許可が出てないので今日の写真は夕暮れの櫛田橋だ。