*** テキトー絵日記 ***

2008/09/04

ピントチェック

見よ!この被写界深度の浅さ! wth SMC50mm

今週来週とポートレート撮影をする約束を得た。前回のポートレート撮影体験ではマニュアルの50mmレンズを使った縦位置撮影の時にピントを外したものが多かった。ピンボケというほどではないので手ブレの可能性もあるが一応三脚は使っていたし。今回はK10Dという手ブレ補正のしっかりしたカメラだし、縦位置対策にはバッテリーグリップという縦位置ホールドを改善するアクセサリーも用意したし、するとあとはK10Dの厳密なピント合わせなだけだ。

ネット上でよく見かけるハナシがK10Dの後ピン傾向を「うらメニュー」で調整したというもので、とは言ってももちろん全てのK10Dの傾向というわけではなくて、個々のバラツキの範囲だと思うのだけど、でも一応この「うらメニュー」の出し方もネットで調べておいた。ほんとうにひらがなとカタカナで「うらメニュー」と出るのはプログラム開発者の洒落ッ気というものだろう。ずいぶん前のハナシだけどヤマハのシンセサイザーのうらメニューでは液晶画面に桜吹雪が飛び散るという粋なものまであったし、もっと昔のNECのパソコンには16進バイナリーデータを見ると、その右側にプログラマーの名前が書き込んであったりした。

でまあとにかくピントチェックをやってみたのが今日の写真。方法は見てお分かりの通り、メジャーを伸ばしておいて、50mmレンズの絞り開放で斜め横から30の位置を狙う。この写真をPCで拡大してピントの芯が30より手前にあるか、あるいは奥にあるかを判断する。

結果から言うと全然問題はなく、いくら拡大してもピントはジャスト30の位置にあった。それはいいのだけどこうしてピントの合う範囲を見てみると前後に2mmも無いことがよく判る。なにか特別な、例えばレンズベビーのようなソフトフォーカスレンズで撮った写真にも見えるが、これはれっきとした50mmレンズ。さすがはf1.4開放だ。

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