*** テキトー絵日記 ***

2008/09/16

またか!

宝泉院にて wth DA 18-55mm

今日の写真は、一昨日に大原の宝泉院で庭を鑑賞しているときに頂いた抹茶。お菓子の入った器に額縁の庭が写り込んでいるのが面白い。

昨日、京都美術館を出る時に他の美術館の案内パンフレットをいくつか貰ってきた。一つは大阪市立美術館で10月19日まで行われている佐伯祐三展の案内。有名なのは1928年の「郵便配達夫」だけど、それ以外にもパリの街角を描いた情熱的な絵がいろいろパンフレットに掲載されていて、市立美術館のある天王寺へ行く用が無いかな?と思ってしまう。

もう一枚はJR京都伊勢丹内の美術館「えき」で行われるもので、タイトルは「吉村作治の新発見!エジプト展」というもので期間が10月10日から11月24日となっている。このパンフレットの裏面を見ると「世界最古の古代エジプト美術の宝庫〜国立カイロ美術館の所蔵品とともに〜」となっている。ってヲイヲイ、ちょっと待って!

ボクは11月の4日からエジプトに行くんだけど、そのツアーのお楽しみの一つがカイロ博物館の見物なんだよ〜。なのに何?その時、お宝(の一部)は京都へ来てるって?!これじゃ去年のイスタンブールと同じじゃないか。

去年行ったイスタンブールではトプカピ宮殿の宝物殿の見学が目玉の一つだった。ところが中に入ると展示してあるはずのいくつかはガラスケースの中がからっぽで、代わりに「ただ今TOKYOで展示中」とあったのだ。そう、去年トルコのトプカピ宮殿に行ったときは、全く同じ時期に日本で「トプカピ宮殿の至宝展」と題して日本で展示していたのだ。

するとこのままで行くと今年はエジプトのカイロ博物館に行くと「ただ今日本で展示中」となる可能性が高い。というか、最近の大ニュースとなった未盗掘のミイラや副葬品などは、それを発見したのが吉村作治さん達が率いる日本隊だったので、その目玉となる展示品が優先的に日本に来ていて、だからその間はエジプトのカイロ博物館で見られないのだ。ヲイヲイ、またか!

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