今日は全く予定の無い日曜日。しかし天気のほうも今にも崩れてきそうな曇天で、こういう日は何もする気になれなかったりする。何もというのは、何かアクティブなことをという意味だ。
午前中は部屋でノンビリしようと思ったが、なにやら街中からウォ〜ウォ〜という騒音が響いて聞こえてくる。いつまで経っても止まないし、こりゃいったいナンなのだろう?と興味本位で出かけてみれば、右翼の街宣車が連なって何かを喚いている。警察のほうも沢山人が出ていて、私服ありの公安関係者ありの、もちろん制服警官に機動隊員も揃ってずらりと沿道に並び、警察の写真班やビデオ撮影班がノロノロと市内をぐるぐる回っている街宣車の様子を撮影している。主な交差点には車両進入を防ぐバリケードまで置かれていて、街中が大変ものものしい雰囲気だ。これが外国なら自動小銃を持った軍隊が出ていてもおかしくない感じだ。
これいったい何なのですか?と私服の警察関係者に聞いてみたら、駅前のホールで日本共産党の市田書記局長の演説会があるからだという。そういえば街宣車がわぁわぁわめいているのも「共産党出て行け」の繰り返しだということに気が付いた。しかしあんまりマイクの傍で大声出してわめいているものだから咄嗟には何を言ってるのか分からないほどだ。
しかしねえ、ボクは共産党を支持もしないし敵視もしないけど、こんな街宣活動されたら右翼へ対しての嫌悪感のほうが勝ってしまう。実際のところは思想右翼といわれる人たちと、こういう街宣活動従事者とは違うような気もするけどね。まあ本当のところはよく分からない。