夕暮れの時間にここを通るときはいつも撮ってしまう。そんなにコレといったものがある訳じゃないのだけど、ここで急に空が広がる感じがするのと、信号の色が重なり奥に見える橋の街路灯が並ぶ感じが好きなのだと思う。しかしそれにしてもK10DのISO1600での撮影はとても粒子が粗く出る。良く言えばドキュメントタッチ、でも人物撮影なんかではちょっと使えないな。人物だとISO800でも難しいかも。
趣味人倶楽部というSNSがあるのだけど、そこでプラモデル作りをされている人の製作結果の写真を拝見した。ご本人は謙遜なさっているが組み立ても塗装も大変素晴らしい出来で、写真もなかなか凝ったアングルで撮影されたりしている。思わずコメントを入れたのだけど、そういえばボクも小学校高学年の頃にプラモデルの飛行機をコレクションしていた時があったのを思い出した。
主に第二次世界大戦中に世界各国で活躍した飛行機で、プラモデルといっても組み立ては簡単でセメダインがあればちょこちょこと出来てしまう小さなモデルだった。それでも完成した機体にデカールを貼ると結構それらしく見えたものだ。ボクが約30機くらいコレクションしていて、同じくらい集めている級友は何人かいて、その中で一番多いのは50機を越す友がいた。名前が出てこないのだけど、彼の家は裕福でこれらの完成した飛行機がちゃんとガラスケースの陳列棚に飾られているのを見た時は、飛行機そのものよりも羨ましかった記憶がある。なにしろむき出しで並べていたボクの飛行機はすぐにホコリだらけになって、掃除の時の母のチリ払いの布先によく撃墜されたものだったから。
そんなことを思い出したりしていたらだんだんとプラモデルが作りたくなってきた。希望はもちろん飛行機なのだけど、でもなあ、あれは出来上がると嵩張るしなあ、とか思いながらアマゾンで大人のホビーを見たりしているボク。1/72のスケールなら充分に小さいのかな?