行くつもりだったエジプト旅行の代わりにどこかへ行こうと言っていたのだけど、とうとう今年は海外旅行を諦めた。その代わりに曽爾(そに)高原にススキを見に行こうということになって、エジプトに行く代わりにお隣の奈良県に日帰りハイキングとなった。片道8000kmから62km(仁柿峠超えルート)へと大幅なダウンだ。
現地には昼前に着いてご覧のような一面ススキの原をハイキングする。この写真を撮っている場所自体がすでに高原地帯なので正面に見える小高い山の頂上は標高が1038mもある。前方やや右手の稜線鞍部までは登ったのだけど、そこが亀山峠といって標高810m。下からずっとススキに囲まれながら登っていくとだんだんと遠くの視界が開けてきて、今日のような快晴の日差しでは高原といえど暑いくらいになった。
今日は絶好の行楽日和とあって沢山のクルマやバイクで高原入り口の駐車場はごった返していたのだけど、こんなに絶好の高原地帯なのに自転車野郎は一台も見かけなかったのが不思議だ。ここへ来るまでの途中では何人ものロードレーサーを見かけたけれど、この曽爾高原まで来てる自転車は一台もいなかった。クルマで登ったから気付かなかったのだけど、自転車で下から上がってくるのはキツ過ぎるのかもね。