*** テキトー絵日記 ***

2008/12/04

大満足のFA50mm

こんな優しい色合いの紅葉もある with FA50mm

昨日の劇画本の写真は新しくやってきたFA50mm f1.4 で撮った。以前のフィルムカメラなら標準レンズと呼ばれた50mmの焦点距離で、f1.4と大変明るいレンズだ。こういう明るいレンズのことを別名、大口径レンズとも呼ぶが、実際のペンタックスFA50mmは大変にコンパクトなレンズで、フィルター径は49mmしかない。だから見た目は小口径なのだけど、その実力は大口径レンズと呼ばれる明るいレンズなのである。

これを今のデジイチで使うと画角が75mmとなり、まさにポートレートレンズと呼ばれる中望遠レンズになる。しかもこのペンタックスのFA50mmは銘玉の誉れ高く、絞り開放付近だと大変に柔らかい描写をするが、2.8まで絞るとご覧のように大変シャープな描写をしてくれる。

ただしこのレンズで柔らかい描写を活かした女性ポートレートを撮るとすると、ピントがものすごくシビアになるので扱いはとても慎重にしなければいけないそうだ。モノの本によれば絞り開放の場合だと合焦範囲は8mmしかないとのこと(もちろん撮影距離にもよるのだけど)。8mmといえば眉毛どころか、瞳にピントを合わせれば睫毛がピントから外れるというシビアさだ。

う〜ん、でも試してみたいなあ。だれかモデルになってくれませんか?っていったい誰に問いかけているのかね、ボクは。はははははは

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