実家の二階の奥にある、ほとんど物置と化した三畳間に入ったら、おう、これはこれは!なんとレトロな照明器具だこと。今まで全然気が付かなかったんだけど、というかこの部屋に入ることはほとんど無かったからなんだけど、で聞いてみた。これって昭和30年代?そしたら、さあ、ひょっとするともうちょっと前のものかもということだった。うーーん、お宝じゃないかい、これ。
なにしろ透かし柄の入ったガラスの傘を、直接電球に乗せるようにしてかぶせてあるのだ。大雑把なもんだね。でもしかし、このガラスの透かし具合なんかはなかなかのものだと思うな。ガラスの曲面に添わせた細木細工のデザインもなかなか洒落ている。もちろん高級品という意味ではなくて庶民の道具としてという意味だけど。
この写真ファイルを命名する時に、ところでレトロって英語?仏語?疑問に思ったので辞書で調べてみたら、英語は英語だけど単なるレトロという言葉ではなくてretrospectiveの略ということが分かった。レトロスペクティブだって、知らなかったなあ。意味は回顧でいいんだけど。