さて夜景ハンティングと思って考えていたら、去年ライオンズクラブが設置した外宮の巨大な常夜灯のことが思い浮かんだ。友人から聞いたハナシでは、観光客などが外宮の前に来ても、ここが外宮ですよ、ここが入り口ですよ、といったものが無いので、戸惑うそうだ。内宮ならば有名な宇治橋とその前にそびえる鳥居が有名だけど、外宮の場合は道路に面していきなり砂利の広場となるので、どこからどう入ったらいいのかが分かりにくいということだった。それでそのハナシを聞いた伊勢のライオンズクラブが、ここが外宮の入り口ですよ、という風に入り口両脇に巨大な常夜灯を設置したということだ。
水族館や動物園などでも、好きなように観て回ればいいと思っていても、実際には観覧順路というものが無いと不評らしい。これは合理的な考え方なのか、あるいは見落としがあったら損だというようなケチ根性なのか、どっちなんだろうね?ん?もしかすると自分で考えるのが嫌だからかもしれない。
ハナシをどんどん広げてしまうが、宴会などで幹事に全てお任せで、出席者はただただ言われるがままに過ごすという伝統的な宴会形式と、幹事というような宴席全てを仕切るような人はいなくて、各人が思い思いに好きなように過ごすパーティー形式との違いのようなものじゃないだろうか。もっと言うと集団に溶け込んでしまう安心感を選ぶか、何でも面倒ではあるが全て自分で決める独立独歩を尊ぶスタイルの違いと言っても良さそうな気がする。
ボクはやっぱり個性重視のスタイルで通したいですね、はい。