暖かくなった。ちょうど灯油が無くなったので買いに行ってきたのだけど、そんな日に限って暖かい。さらにおまけに明日からはもっと気温が上がって20度近くになるらしい。灯油は無駄になるのか?
しかし今日は忙しかった。アレやってコレやって、てな調子で30分刻みのスケジュールが朝から日が暮れるまで続いた。その逐一をここで書いても面白くないので内容は端折るが、雑用もこれだけまとまると全部こなすのに一日では収まらない。
昨夜は久しぶりにゆっくりとDVD鑑賞をした。お題は「ロシュフォールの恋人たち」。以前に観たい観たいと書いていて、みゅーとさんのご尽力で無事に観ることが出来るようになった1966年の仏映画だけど、この度、デジタルリマスターで出たというニュースを読んでいたらボクも又観たくなってきたので、今度はいつもの自室のPCの画面ではなく、一階のダイニングのテレビで何度目かの鑑賞となった。
23歳になった若くて美しいドヌーブと、全編を埋め尽くすミシェル・ルグランの音楽、この2つに焦点を当てたという内容の映画で、台詞もありの歌に乗せたミュージカル仕立てなんだけど、何度見ても素晴らしいなあ。一つにはこの映画には希望や明るさがあって、この映画の3年前には例の「シェルブールの雨傘」もあるのだけど、そして確かにドヌーブの美しさや可憐さはシェルブールで確立されたのかもしれないのだけど、明日は明るいという気分にさせてくれるのは、圧倒的に「ロシュフォールの恋人たち」なのだ。
と書いてて気が付いたのは、今のボクは明るい明日というものを欲しがっているということなのかもしれない。