*** テキトー絵日記 ***

2009/04/11

父逝く

遺体の処置を待つ間の深夜の病院 with DA21mm

昨日の朝100あった父の血圧が、今日の夕方には80になって、夜バイトに出かける前に寄ったら機械では測れず水銀式の血圧計でやっと計れるほどにまで落ちていた。この時で上が60、下が30.。この調子だと今夜あたりが危ないというので、バイト終わって直行したが依然として数値は変わらず、この時点ではまだ荒い呼吸を繰り返していた。今夜は病院に泊まるつもりなのでいったん家に帰って着替えてから再び深夜の病院へ。この間30分。

病院前にクルマを停めるときにラジオの時報が12時をお知らせしていた。急いで3階に上がり病室のドアを開けたら、母と2人の看護士さんが父のベッドを囲んでいて、ボクがドアを開けた正にその瞬間に母が声を上げ、さっきから急に緩慢になっていたという父の息が途絶えた。

痛みこそ出なかったものの、最期の10日間は苦しい日々だったと思う。永眠した顔がむしろ穏やかだったのがせめてもの慰めだ。処置をしてもらう間は廊下のロビーで待つ。その間に葬儀社に連絡し、深夜の1時半に病院を医師、看護士に見送られながら出発し自宅へ帰った。4時半くらいまであれこれの用事を済ませ、その後に短い時間の睡眠をとって、朝からはさらにあれやこれやの手配、連絡、打ち合わせ、準備などであわただしく、この日記はそれらの間を縫って書いている。

週明けの月曜日は友引で、忌み事はその日を避けるという風習があるので、今日の夜が通夜となった。明日は告別式。

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