昨日は深夜の零時過ぎに病院で父が亡くなり、それから自宅安置、通夜準備、そして夕刻6時から祖霊社(神道の葬祭所)の宮崎殿にて通夜、そのまま交代で寝ずの番、ボクは深夜と明け方に2、3時間寝ることが出来た。
翌朝の今日はまず出棺前の祝詞を受ける。神官のお祓いに続くことなので祝詞(のりと)と書いたが、本当は違う言い方をするのかもしれない。だいたい通夜というのも仏教のほうの用語で、神道では前宵祭と言う。
そして出棺。ボクが遺影を持ち、母が位牌を持って霊柩車に乗り込んだ。途中、父が生前に毎日のように通った将棋道場と将棋クラブのある道路を選んで霊柩車に走ってもらい、遺影の父に懐かしいであろうこれらの景色を見せてあげた。
火葬場について、ここで昼食を挟み、1時間40分後にお骨を収め、再び祖霊社に戻って午後は告別式となった。今日の写真はその告別式会場の入り口の供花を撮影した。
親族のほかに一般参列も加わってもらい斎殿にて告別式を挙げ、続いて向かいの祖霊殿で親族だけの初祭が行われた。これが終わった段階で遠来の親戚などはお帰りになり、神道では何と言うのか知らないのだけど、いわゆる精進落しというか、オツカレサン会的な夕食会がその後市内の日本料理屋さんであり、しかしこれはもはや宴会に過ぎず、二晩ろくに寝ていないボクは疲れた。帰ったらまだ夜の8時前だったのだけど、もう深夜の気分。明日は自宅に神官を迎え翌日祭を家族で行う。