今日も朝から雨がシトシトと降って、時折止むものの天気は回復せず。天気予報によると少なくとも今週いっぱいはこんな調子の天気が続くようだ。
今日の午後は買い物に出たいという母の運転手をして、家電量販店、ホームセンター、薬局、化粧品店、スーパー、を回ってきたが、普段は個人の店での対面販売にしか慣れていない母は、こういう大型店での買い物はとてもタイヘンなようで、最後のスーパーでは生鮮食料品を買うつもりだったが息切れしてギブアップ。さっさと帰ろうということになった。まあそれでも2時間くらいは買い物で潰したのだけど、店員さんに「○○ください」と言って、「はいはい、ただ今」「おいくらですか？」「○○円です」「はいこれ」てな買い方をしていると、今の大型店での買い物はとても疲れるようだ。
しかし考えてみるとボク自身もスーパーに行くようになった頃、つまり自営業を廃業した頃は、スーパーでの買い物がとてもタイヘンだったことを思い出す。まずどこに何があるという見当が皆目つかない。店内をウロウロするだけで一向に買いたいものが見つからない。しかも余計なものを買って必要なものを買わ（え）なかったりする。
スペインへ行ったときに町のタバコ屋で直接おばちゃんに「○○ください」と言わないと買えなかったことを思い出した。自販機などはどこにも無いから全てが対面販売だ。でもこれが本当の姿なんじゃないかという気がする。黙ったままで買い物籠に商品を入れ、キャッシャーに並んで、清算する。結局一言も発することなく買い物が終わるのはやはりどこかヘンなのじゃないかな。
