こういう条件はカメラのオートフォーカスが一番嫌う。絞りを開けて被写界深度を浅くしておいて、その上で手前の傘の柄でもなく、奥の木や葉でもない、網入りガラス面に付着した雨粒を撮る。普通ならカメラがフォーカスを迷って、レンズがガーガーと行ったり来たりを繰り返すのだけど、さすがペンタックスはオートフォーカスとマニュアルフォーカスが切り替え無しのリニアで使えるので、こういうシチュエーションには強い。まずテキトーにオートでピントを合わせておいて、後はそのまま手でフォーカスリングを回せばいいのだから。いわばセミオート的な使い方ともいえる。
セミオートと言えば週末にやってくるクルマのギアもセミオートだ。なにしろシフトレバーにオート位置はあるけど、それがそのままトルコンを意味しません。トルクコンバーターという仕組みを持たず、クラッチレスの６段ギアを車載のコンピュータが代わってクラッチ操作をしてくれるというもので、まさにセミオートという言葉がぴったり。運転の基本はクラッチレスのオートなのだけど、自分でマニュアル操作も出来る。でもその場合もクラッチは無いのでつなぐのはコンピュータ任せというものだ。おまけにリアエンジンリアドライブのRR車だ。ヾ(●⌒∇⌒●)ノ
わーいオモシロソー。
