これだけ広角で接近して撮ると、カエルか何かのようなキャラクターに見える。先日これのグリーンとすれ違ったが、あの色だったらまさに爬虫類というか両生類というかの気分じゃないかなあ。これに乗り始めて2週間ですが、伊勢市内ではこれ以外に5台を見掛けました。全部色が違っていて、軽登録(スマートK)のこれと同色、黄色、赤、それに普通車(スマートクーペ/フォーツー)のグレーと黒です。
SMARTという車名はSwatchとMercedesのART、という頭文字からきています。つまり開発当初はスイスの時計メーカーのスウォッチが呼びかけて、自社がデザインし、メルセデスがクルマ作りを担当したということですが、やがて不採算ゆえに肝心のスウォッチはこの共同事業から撤退していきました。
それでもこのクルマを作り続けたのはメルセデスのエラいところなのですが、実際にはメルセデスの子会社を設立してそこが作っています。そこの社名はMCCといいます。これを日本のウィキペディアで調べると、MCCとは
Micro Car Corporation の略だということになっています。ところが英語のWikipediaで調べるとこれは
Micro Compact Car の略だと解説されています。日本語のクルマ解説ページでは
Micro Car Company の略であると書いてあるページもありましたが、UKのクルマサイトには
Micro Concept Car の略だとありました。
まあ実際のところがどれであろうと、社名はMCCに違いないので別に困りませんが、こんなに解説がバラバラになるのも珍しいですね。それにどれであっても意味が通じるというか、いかにもありそうな感じです。ボク的には
Micro Compact Car であって欲しいというか、そうじゃないかなあぁ。なんて思ってますが。