午後からヒマだったので気分転換に遠出をしたくなり、どこに行こうかと行き先を1秒考えて閃いた大内山動物園にした。滅多にない遠出なので最近全然運転していないプリメーラで行くつもりでいたのだけど、玄関を出たら気が変わってやっぱりパンダ号で行くことにした。大内山動物園までは片道60kmくらいあるし、山間部の国道なので坂道も多いから非力なスマKより普通車で行ったほうが断然ラクなんだろうけど、なんといっても運転の楽しさはむしろこっちなので敢えてパンダ号にした。
実際に走ってみた結果は、平坦部だとスピードを上げていても快適に走るスマKだけど、さすがに長い上り坂で80km以上を維持しようとすると苦しい。だからクルマとしての性能は今どきのものより落ちるのだけど、運転しているボクとしては登り坂が苦しいというのもますます自転車気分な訳で、アクセルペダルを踏み込むのが自転車のクランクを回してる気分とシンクロして走りが楽しい。こういうのが本当のスポーツドライブというものじゃなかろうか。
さて何十年ぶり?の大内山動物園だけど、象はとっくの昔に風邪を引いて死んだし、あの巨大なハイイログマもいなくなっていた。でもパンフレットには虎の写真があったので、以前見たシベリアタイガー(これも巨大だ)かと思って探したが見当たらない。係員に聞いたら病気で亡くなったそうだ。やれやれ。するとここには猛獣と名のつくものは何がいるのかと見て回ったら、ライオンの雌、ピューマ、それからカラカルなんて珍しいのがいる、あとはツキノワグマ、マントヒヒ、とこのくらいかな。ほかはだいたい優しい系の動物と鳥類ですね。
ここは元々が個人動物園だったのでルールもテキトーで入園料以外に動物の餌も売っていて客が動物に自由に餌をやったりできました。さすがに今の代の園長になってからはそんなことは出来ませんし(山羊、ひつじ、馬を除く)、動物園自体も以前より遥かに綺麗になっています。以前は見世物っぽい動物園でビックリだったものなあ。
とまあ今日の午後はパンダ号でのドライブと動物園見学で過ごしたのですが、動物園は小さい子連れ以外にボクたちみたいな夫婦者の入場者って居なかったなあ。あんまり大人の行きたがるところではないようです。ちなみに入場料は昔の倍になってましたが、それでも600円です。