** テキトー絵日記 ***

2009/09/26

模型展

これで身長10cm程度なのだ。 with FA50mm

今日と明日は伊勢市民の祭りで駅前は交通規制が掛かっていてクルマは通れない。一日中なんだかんだのパレードなどがあるようだ。とはいってもあまり興味のある出し物はなくて、唯一ボクが興味を持ったのがちょっと離れた場所でやっていた模型の展示発表会。

今日はバイトから夕方には帰ってきたのでさっそく自転車でここの会場まで観に行ってきた。内容は大戦中の軍艦、軍用機、帆船と現在の航空機がほとんどなのだけど、驚くのはその作りの芸の細かいこと。艦船などは正確に縮尺した図面を使ってパーツを作り出すのだそうだ。年配の製作者が多く、ほとんどの方は図面を使うと言っていたが、中にはこれらを全てパソコンで起こして作る人もいるのだとか。プロッターとか使うのでしょうなあ。よくある戦艦や空母、巡洋艦などは分かるとしても、マニアックな潜水艦支援母艦とか、現在の自衛隊の補給艦とか、まあ見れば見るほど芸の細かさに感心するばかり。

航空機のほうも艦船ほどの細かさはないものの、その出来栄えは素晴らしく、一機ずつジオラマをバックに配置して写真を撮りたいと思ってしまう。ちゃんと照明も考えたら実物っぽい写真が撮れると思う。

しか〜し、そんな重量級の作品が並ぶ中でひときわ小さい作品群があるではないか。しかもその全部が人物のフィギュアで、これらは見落としそうなサイズなのだけど目を凝らして見たら、驚き!!!すごい作りの作品たちなのだ。ボクのカメラはもうここで止まってしまった。

感心するのも当たり前で、この作者はメーカー主催の改造フィギュアの部門で銀だか銅だかに入賞した人だということだった。現代のポップなファッション写真になりそうな街角の一コマとか、風の谷のナウシカの一場面とかをすごく小さいフィギュアでものの見事に再現している。身長5cmくらいのフィギュアの顔の表情が豊かだなんて想像できますか?ということで今日の写真はその同じ作者によるドイツ軍司令官。名前まで出ていたのだけど写すのに夢中になってモデルが誰かは見てこなかった。ロンメル将軍かな?

今月のINDEXへ戻る  ホームへ  つづく