昨夜に引き続き今夜も内宮のおはらい町でヨイ夜ナ関連のライブ演奏。今日は残念ながら午後から雨が降ってしまったので昨夜のように5000本のキャンドルという訳にはいかなかったが、それでも今日のほうが最初からお出かけを予定していた人たちが多かったようで、ボクたちの演奏を聴いてくれるお客さんも昨日に比べると飲み物より食事の割合が多かったそうだ。
先月は最初から「ジャズのライブ演奏」と称したイベントをやったのだけど、やっぱりボクの個人的な関心は、食事やお酒のバックに流れる小粋な演奏というほうが向いてるようだ。これは自分が演奏する時も言えるのだけど、逆に自分が客となる場合も、目の前でゴリゴリのライブ演奏をされるよりもラウンジ風な軽い演奏を聴かせてくれるほうがより嬉しい。ただしそれは手を抜くといった軽さではなくて、あくまで小粋に軽くというところが大事なのだけど。
以前は演奏依頼を受けるとだいたいバンド単位だったように思う。それはつまりピアノ、ベース、ドラムのリズム隊プラス、サックスなどのフロントという意味で、最低4人は必要だった。それが最近ではほとんどがデュオ、つまりピアノとサックスの2人だけということが多い。これは何もクライアントの趣向が変わってきたという意味ではない。予算が無いというハナシが圧倒的なのだ。
バブル経済の再来を願う訳ではないが、地方における音楽文化の定着という意味でも、もう少し音楽などのサービス提供にお金が回ってほしいものだと思う。
