** テキトー絵日記 ***
2009/11/08

地産地消

JA多気生産販売所 with FA35mm

やっぱり生鮮食料品などは地元のものが一番ですね。今日び、なかなか不ぞろいな大根や、虫食いのあるチンゲンサイなんて買いたくても買えませんもの。安いし新鮮だし、なにより食の安全ということでも安心感があります。

昔読んだ本に、これからは水の安全という問題が出てきて、今後は飲み水にお金を掛けるようになるだろう、と書いてあって、へえ〜そうなのかなあと半信半疑に思っていたのだけど、今やそのボクでさえ飲み水はミネラルウォーターを買っている。先日テレビのクイズでやっていたのだけど、輸入される酒類と水では水のほうが多いそうだ。多いといってもこれはたぶん量のことで、値段に換算したら酒のほうが多いと思うけど、それにしてもここまで水を買うのが普通になってきているという証でもあろう。

その次にやっぱり本で読んだのが、21世紀は食の安全性がクロ−ズアップされるというもので、これを読んでから例の中国製の餃子事件や、再生牛乳問題、汚染米の流通、など沢山の食品の安全性に関わる事件が多発してきている。まあ実際のところは本でそういう記事を読んだので、それ以降の食品の事件が記憶に深く残っているだけなのかもしれないが、それにしても大量消費、大量流通の食品ルートに関する様々な問題のアンチテーゼが地産地消の運動なのじゃないかい。

本当は近所の八百屋、魚屋、乾物屋が復活できれば一番いいのだろうけど、それはどうやら望むべくも無い。しかし別の形にせよ、地域のコミュニティで消費サイクルを作れるのがいろんな意味でも一番良いのじゃないかと思う。

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