伊勢神宮は遷宮といって20年に一度、全ての建物を建替えるのだけど、内宮入り口の五十鈴川に掛かる宇治橋も同様に全て新しく架け替えられる。建物に先立ってその新しい宇治橋が完成し、渡り初めの儀式が3日にあった。その日だけで6万人もの人が新しい宇治橋を渡ったそうだ。昨今の不景気を反映してか、苦しい時の神頼みで、ただでさえ伊勢神宮の参拝客は賑わいを増しているようなのだけど、土日ともなるとこの新しい宇治橋を渡りたいという参拝客でいつも以上に賑わっているそうだ。
特に今はこの写真のお守りが人気らしい。これは古い宇治橋の材木で作ったものだそうで、橋の欄干と擬宝珠（ぎぼし）をかたどっていて中にお守り札が入っているようだ（開けて確かめた訳では無い）。ボクんちは今は未だ喪中なので鳥居をくぐれないから、宇治橋渡始には行けないのだけど、代わりに叔母が買って来てくれた。
今日は昼前からバイトに出かけていたのだけど、ここしばらく続いていた曇り空が午後から開けて、青空とクッキリした綺麗な雲に分かれた。その青空があまりに綺麗なのでしばし見上げていたら、どこか外国にいるような錯覚をした。たぶんそういう願望が強いってことなのかなあ。
