天気は快晴で日差しは暖かいのだけど、天気予報の通りで気温が低く北風も強くて寒い一日だった。全国的には昨日からあちこちで降雪があったらしい。伊勢ではめったに雪が降らない。数年に一度あるか無しだ。寒さに弱く、ウィンタースポーツに縁の無いボクにはありがたいことだと思っている。
今の世間はデフレに向かっているようで、これを言い換えると物の供給量ほどの消費が無いというわけだ。だから政府はなんとかいろんな手を使って消費意欲を喚起しようと考えるのだけど、知り合いのカメラマン氏が「この忙しさが少し減ってくれないかな」とポロッと漏らしたので「収入が落ちても？」と問えば「いや、収入はそのままで」という応えだった。
これは単に効率化を図るということだと思うのだけど、別の知り合い君は「収入が減ってもいいから忙しさが減って欲しい」ということで、彼の場合にはデフレ対策の本質があるような気がした。つまり今の供給量に見合うだけの消費を作り出すのではなくて、供給量のほうを減らそうというものだ。その代わり収入は減ることになると思うけどね。でもその結果、幸せ度が増えるのならそう悪いことではないと思う。大量消費時代は終わりつつあるんじゃないかなあ？
