何もしない日が続くというのは退屈だけじゃなくて結構つらいもので、そりゃあれだけ毎日泳いでいたのから比べると、ここ数日は体の運動消費量が全然違うはずだ。なんというかエネルギーを持て余す気分。そこで今日は新年の走り始めをすることにした。
といってもこれは自転車のことではなくて、本当に脚で走るRUNのことだ。ところがボクは今まで暑い時期にしか走らなかったので冬用のウェアを持っていない。そこで今朝は朝食後、まずはスポーツ店で冬用のRUNウェアを調達するところから始めた。なにごとも見た目は大事ですからね。
さてそのスポーツ店であれこれ物色した結果、当店お薦めナンバーワンとかいう表示があった薄手の生地のスパッツ上下と、モノトーンのやはり薄手のウィンドブレーカーを買うことにした。だけどこれって自転車用のロングスパッツから比べるとずいぶん薄いので、これじゃちょっと寒いんじゃない?とか思ったものの、これが実際に走ってみたら保温効果バツグンで久しぶりに汗をかいた。この手のハイテク生地は進化してるのだねえ。
RUNのコースは、最初は走って内宮前まで往復しようと思ったのだけど、内宮が近づくに連れて、あまりの渋滞、それも乗用車はもちろんのこと、全国各地からの大型観光バス、歩道には車道まで溢れんばかりの歩行者、辺りに充満する排気ガスの臭い、これらに恐れをなして浦田駐車場のところで五十鈴川を渡り集落の中を抜けて帰路についた。
本日の走り始めは時間にして1時間、なので距離は9km未満くらいだと思うけど、久しぶりに走ったのに気持ちよく連続して走れたのが嬉しかった。それにしても今のランニングウェアの機能は素晴らしくて、この寒風吹きすさぶ中を、薄いTシャツとスパッツにウィンドブレーカーだけしか着ていないのに、後半は汗をかいてウィンドブレーカーを脱ぎたくなるほどだった。