本日やっと今年の仕事始めというかバイト始め。これが自営業を廃業した9年前なら手持ち無沙汰な状態をどう過ごせばいいのか戸惑ったりもしたのだけど、今や仕事が無い日が続いたとしても、なんなりとすることを見つけて、それはそれで充実して過ごせる。収入も少ないが支出も少ないのでなんとか成り立つのだろう。
仕事というわけではないが、それでも仲間内ではシゴトと呼ばれる演奏依頼が最近はほとんど無くなった。今から振り返ると日本中がバブルで湧いた20年前は演奏シゴトもしょっちゅうあって、単なる出演料から始まって、イベントのステージそのものを全部セットで任されたりもした。つまり屋外に臨時のステージを作る一切合財を引き受けたりもしたということだ。
波止場に大型の発電機をセットして船のデッキにステージを作ったり、山の中の公園にオールナイトのステージを作ったり、この時は電柱に仮設のトランスをつけるところから始めたものだ。ステージも大型トラックが入れないような急傾斜面では機材を小型の四輪駆動車に載せ替えて運んだこともあった。とは言ってももちろんこれらは全て専門の業者がやるのだけど、出演するボクたちに全てお任せで依頼されたりもしていたという懐かしいハナシで、まあ太っ腹というか、それだけ予算に余裕があったんだろうと思う。
まあ、あの頃みたいに派手な内容では無いにしても、今年はもう少し客前で演奏する機会を持ちたいものだ。