** テキトー絵日記 ***
2010/01/18

Sophie Milman

彼女のインタビュー記事をキャプチャー

例によってAccujazzを掛けっぱなしにして他のことをしていたら、エラくハスキーな女性ヴォーカルでスィンギーな「Beautiful Love」が流れた。この曲はボクも好きでよく取り上げるのだけど、この声の持ち主は知らない。さっそく演奏中のCDサムネールをクリックしたら、それがSophie Milmanという人だということが判った。

簡単なバイオグラフィーによると、彼女はロシア生まれのユダヤ系、その関係で一家はイスラエルに移住。ここで育つ間に彼女は多くの偉大なジャズシンガーを聴き影響を受ける。やがて二度目の移住で現在のカナダに居を移す。

2004年にデビューアルバムを出していきなり評判になり、今回が3枚目のアルバムと1枚のライブDVDを出している。ちょっと驚いたのは彼女のオフィシャルサイトに行ってlistenボタンを押せば最新アルバム「Take Love Easy」の収録曲を全部、最初から最後まで聴かせてくれることなのだけど、さらに驚くのはbuyボタンでダウンロード販売サイトに行くと、過去にリリースされたアルバムも含めて、DVD以外の3枚のCDアルバムを、これも全曲とも聴かせてくれること。なんとも太っ腹なことだと喜んで録音ソフトを立ち上げてみたが見事に失敗。そりゃそーだよなあ、と改めてiTunesで気に入った「Beautiful Love」と「My One and Only Love」の2曲を買って聴いているが、さっきも言ったように聴くだけなら買わなくてもサイトで全曲とも聴けます。しかもアタマの1曲をクリックすればあとは自動的に次の曲に移っていくのでCDを最初から流しているのと何ら変りません。やっぱり太っ腹だ。

で肝心の歌のことですが、やっぱり最初の頃のアルバムは少し甘い(若いというか可愛い)雰囲気なので、そりゃポップスならこの路線でも充分行けますが、なにしろ彼女の取り上げるのはスタンダードなジャズソングスなので、今回というか、去年リリースされたアルバム「Take Love Easy」がいいですね。

でもアルバムジャケットの写真は二作目の「Make Someone Happy」(画面左下に写っています)が一番おねいっぽく写っていて、今度のアルバム「Take Love Easy」のほうが可愛いい路線になってます。やっぱり世界的にKawaiiがトレンドだからですかねえ?

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