** テキトー絵日記 ***
2010/02/01

興味はライティング

絵画風 with FA50mm

最初から絵画風に撮ることを狙った。なので撮影時にホワイトバランスをどうするかで迷ったが、撮影後の写真加工みたいなことは一切していない。ちなみに本当は後ろの壁はもっと白いのだけど、このように赤味を帯びたほうが狙いに近いと思って作為的にこうしている。本屋で立ち読みした写真雑誌に「ホワイトバランスは白を白く写すためだけではなくて、撮影者の意図を表現するために積極的に利用しよう」とあって、なるほどと思ったので早速その意見を取り入れてみた。

写真の色調や影の感じから、これは室内照明で撮ったように見えるが、実際には窓辺からの外光の反射を使っていて人工の照明ではない。

これを撮りたくなったのは一つには昨夜読んだ本の中で、オランダ絵画の鑑賞について触れられていたからだ。つまりレンブラントやフェルメールなどの描いた人物画を観ている内に、ああいう光の使い方、いわゆるレンブラントライトで対象物を撮りたくなったからだ。

そこで「ライティング」をキーワードにしてネットサーフィンしているうちにprophotolife.comにたどり着き、ここであれこれ観たり読んだりしている内に、いつの間にか(^。^)、"Portrait Photographer's Handbook"という本をオーダーしてしまっていた。うむむむむむ、やっぱりスタジオで人物ポートレートが撮りたいなあ。

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