前回撮ったヘタクソな梅の写真をなんとかリベンジしようと、今日は最初から撮影アイデアも考えて撮り直しに行った。アイデアというのは花写真の定番レンズでもあるマクロ100mmを使うということと、今日の良く晴れた日差しを逆光で利用しようというもの。
前回はちょうど紅梅が咲き始めたところだったのだけど、今日行ってみればその隣りの白梅が咲いていたので、こっちに的を絞って撮影アイデアを実践してきた。それがこれ。少しはマシな写真になったと思ってる。ところでリベンジとは言ってみたけど、この場合は正しくはリカバーだろうな。
撮り終えてからそのまま自転車で図書館に向かう。特に読みたいものがあったわけではないのだけど、ナショナルジオグラフィーのカメラマンが書いている撮影ポイントのような本が面白かった。書いてあることもだけど、なにしろナショジオなので掲載されている写真が素晴らしい。
何冊かシリーズで出ていたのだけど、じっくり観て読んできたのは人物編。撮影対象で一番難しいのが人物撮影だそうだ。人物写真の場合、主題は人物に決まっているので、その写真で何を伝えたいのかを表現することが重要とある。
むむむ、なんだかこの辺りのハナシは昨日聴いた古美術鑑定のハナシと通じている部分もありそうだ。古美術品も、その当時いかにお金が掛かっているかで判断してはいけないのだ。その美術品に表されるバックストーリーがないと本当の値打ち品にはならないのだ。つまりそのj美術品が多くを物語るものでないといけない。写真も同じことのようだ。