ジャーン!サングラスを掛けて嬉しそうにターミネーターだと本人が言うので、いやぁむしろブルースブラザーズだろと返したら、確かにダン・エイクロイドに似てると言われたことがあるとニンマリしていた。その場合、当然、今のエイクロイドですけどね。ブルース・ブラザーズ当時ではありません。しかしそれにしてもボクが咄嗟に題名を思い出せず、イントロを口ずさんだだけで、その映画のタイトル「ブルースブラザーズ」を思い出した君はエラい。さすがはポップスマニアだ。彼のPCには3500曲もの音楽がファイルとして入っているそうです。
ファイル数にして3500というとちょっと驚いてしまうのだけど、よく考えてみればさほど驚くことでもないのかもしれない。昔、ボクの友人で熱心なジャズのファンはLPレコードで500枚くらい持ってる人はそんなに珍しくはなかった。たいして持っていなかったボクでさえ200枚くらいはあった。仮に一枚のLPレコードに10曲ずつ入っていたとしたら、500枚所有の場合は5000曲持ってることになる。一枚につき6曲だとしても、500枚ならば3000曲になる。
そう考えると3500曲はそんなに驚く数字ではないし、その中身を全部覚えていたとしてもやはりそんなに不思議なことではない。昔のジャズ喫茶にはLPアルバムの中身を1000枚以上覚えているような名物マスターがよくいたものだ。そう考えるとPCを使って気楽に音楽ファイルを扱う今のほうが、便利になった分、機械依存が進んでいるのかもしれない。そういえば昔は自分の身の回りで関わりを持つような人や部署の電話番号は全部暗記できていたものなあ。