念願のエッシャー展に奈良の県立美術館まで行ってきた。伊勢からだと電車の場合は京都行きになるのだけど、なに?連休中の京都行き?そりゃ特急券など当日券はないだろうと思い、前日の昨日のうちに切符を買いに駅まで行ったのだけど、その時点でとっくに売り切れ。禁煙席はもちろん喫煙席も全部ない。なので予定より出発を遅らせて検索してもらって、やっとどうにか席を確保したが奥さんとはバラバラに座る席だけしか空いてなかった。恐るべし、京都方面。
しかし出かけてみたら電車の満席などまだマシなほうで、奈良市内は沢山の県外ナンバーのクルマの大渋滞で身動き取れない状態。良かった〜電車で来て。なにしろ満車の表示が出ている駐車場にさえ次の駐車の順番待ちのクルマが列をなして外まで並んでいる。交差点で信号が青になっても全然前に動かない。パーク&ライドを実施する前の正月の伊勢神宮みたいなもんだ。
さて、肝心のエッシャー展。期待を裏切ること無く充実の内容で、あれなら1000円の入館料も安いと思う。つまりこれに比べると、3月に行った「トリックアート展」という名前の三重県美術館の展示はまったくおそまつだったということだ。
帰りにちょうど平城遷都1300年と題して平城京跡でなんかいろいろやってるらしいのが電車から見えたので、西大寺で降りて寄ってみたのだけど、ここがかつての平城宮の跡ですと広大な敷地を見せられても、ローマ遺跡みたいなしっかりした構築物が残っているわけでもないし、朱雀門とかは後から作ったものだし、ただの広い原っぱにしか見えず、なにが素晴らしいのか全然理解できなかった。