数え年で80歳になると神宮から延寿杖というものを授与される。今朝は今年79歳、つまり数え年で80歳の母を連れてこの延寿杖の授与を受けに、久しぶりの伊勢神宮は内宮を参拝してきた。
授与に先立って神楽殿で延寿大々神楽の奉納を行うのだけど、この中では撮影や録音は禁止されているので写真は無い。神楽好きなボクとしてはそっちを今日の絵にしたかったのだけど禁止されているんじゃ仕方ない。
ちょっと面白かったのは神楽殿入り口の神主さん風の神宮職員さんが、プールでの知り合いだったこと。さらに開演（というのか？）に先立って清めの祝詞やお祓いをした若い神職が、これもプールでの知り合いだったことだ。彼は大学時代は水泳部で、ボクが通っているプールではアルバイトでコーチをしていた。そうか、もう祝詞をあげるくらいに出世したんだねえ。
母は8年前にここへ父と来たときのことを感慨深く思い出していた。その時はもちろん父が延寿杖を授与されに来ているのだけど、そんなハナシを聞いていたら、順番に旅立つということの意識を改めて感じさせられた。
