*** テキトー絵日記 ***

2010/06/21

モロッコ旅行5日目

サハラ砂漠の西の入り口、メルズーガ砂丘 by XR18-200mm

パックツアーにしては珍しく午前中はフリータイム。ただしホテル内では特にこれといってすることがない。泳ごうかと思ったが朝は結構気温が低く水に入りたいとは思わない。おまけに今日は風が強くどこにいても細かい砂が飛んでくる。プールサイドが日陰になっている間はチェアで読書。案外これが気持ちいい。

町の中心部に出かけてみる。スークなどはどこも活気があって面白いのだけど、客引きがうるさいくらい声を掛けてくる。そのうちの一人が着ている服が気に入ったので、それを買いたいと伝えて案内してもらう。行き着いた先は土産物屋ではなく、町の洋服屋さんだったので安心して、ボクと奥さんの服3着と砂漠の民になりきるためのターバンなどを買ったのだけど、後から冷静に判断するとずいぶん高値で買わされたようだ。恐るべしアラブ商人!



にわかベルベル人になった記念セルフショット

午後からは4WD車に分乗してサハラ砂漠の西の端、メルズーガ砂丘に向かう。途中ベルベル人のテントでミントティーを頂いたのだけど、この時接待してくれたベルベル人少女がとっても可愛い。さっそくカタコトのアラビア語でコンタクト。家族は6人、4人兄弟の長女で15歳てなことを聞き出す(ここまで全てアラビア語ですぞ、エッヘン)。それにしてもこんな砂漠ならぬ土漠が見渡す限り続いている環境なのにちゃんと学校に行ってるそうで、一体どうやって?と思うが「スクールバス 」という答に妙に納得(後でガイドさん経由)。そーかー、そーだよねー。


さて本日のメインイベントはサハラ砂漠に沈む夕日の鑑賞。しかしこれは案外簡単でサッサと沈んでそんなに感動的でもない。ただしその鑑賞場所までベルベル人率いるラクダで往復するのだけど、これがなかなかのアトラクションといえる。


このメルズーガ砂丘の砂は赤くてとても粒子が細かいので裸足で歩くのもお勧めだ。ラクダを引くベルベル人のお兄ちゃんたちはとても陽気で気さく、おまけに各国語とも少ーし ずつOKなので気楽にコミュニケーションが取れる。ボクもアラビア語、英語、仏語、伊語、西語、全部シュイヤ(少し)で応戦するが、結局夕日そのものよりこういうやりとりのほうが断然楽しいゾ。

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