この両側ともまだまだ上に伸びている by XR18-200mm
二泊した砂漠へのベースタウンであるエルフードを後にして、今日は次の街ワルザザートまで330kmを移動する。昼食は断崖絶壁で有名な景勝地のトドラ渓谷。夏のバカンス時にはヨーロッパ中から大勢のロッククライマーが集まるそうだ。確かにわずかな小川の両岸に迫る断崖は迫力満点で、広角端18mmではファインダーに収まらない。写真は絵にしやすいところを狙ったが、実際にはこの両岸ともに、ほぼ真上近くまで頭を上げないと見えない。やっぱり超広角の10ｰ20mmを持ってくるべきだったか。
昼食後は、カスバが連立することから別名カスバ街道と呼ばれる道を西へ走りワルザザートに到着した。ホテルの部屋に入ってメニューを見たら全部仏語。広い敷地の館内案内も仏語、テレビを点けたら仏語チャンネル。ボク達以外の団体客も複数いたが共にフランス人団体だった。ここはアラビア語よりもフランス語優勢だ。ここのプールも小さいがやはり水深はしっかりある。泳ごうかとも思ったのだけど、仏人のグループが肩まで浸かってお喋りしている。見た目はまるで露天風呂。これじゃ泳げないなと諦めた。
修復されたカスバ（かつての要塞）の一つ。こういうのが沢山林立している。
