*** テキトー絵日記 ***

2010/06/23

モロッコ旅行7日目

確かにアラビアのイメージだ。>アイトベンハッドゥ by XR18-200mm

今日もゆっくりの出発なので早朝からプールサイドで読書する。日中はいくら乾いているとはいえ、すでにこの時期でもかなりの暑さなのだけど、早朝はそれが嘘のように爽やかで気持ちがいい。エルフードのプールサイド読書ですっかりこれが気に入ってしまった。ちなみに今読んでいるのは「ナイチンゲールの沈黙」、遅蒔きながら海堂尊作品にハマっています。



ここでの読書はメチャクチャ気持ちいいです。

今日はアイトベンハッドゥ(世界遺産に指定されている最大級の要塞で、今でも50人くらいが住んでいる)を始めいくつかのカスバを見学。この辺りで有名な砂漠映画(アラビアのロレンス、ナイルの宝石、グラディエーター、バベルなどなど)のロケがなされていることから、撮影所もいくつか建っている。



実際にここに住んでいるベルベル人家族の少年



眺め

昼食後、またアトラス山脈を越え(ティシュカ峠2260m)砂漠地方を後にしてマラケシュに向かう。



3000m級の山岳地帯、ハイアトラス

夜は名物でもあるファンタジア(騎馬隊や少数民族のショー)に出かけた。ここも世界中からの大勢の観光客(でもその多くはフランス人)で賑わっている。ショーが始まる前には食事中のテーブルに次々といろいろな少数民族の歌、打楽器、踊りのチームがやってくるのだけど、どういう訳か、一人のパーカッションがボクに演れという。この打楽器隊が演じるのは、なかなか複雑で激しいリズムなのだけど、ボクとしては精一杯サンバのパンデーロの変則パターンで応じたら驚く顔をしてもっとやれと目で合図するので、ボクはそのまま彼らに混じってよその国の人たちのテーブルをぐるっと回ったりした。その間、激しいリズムを刻む他のメンバーと目で会話したりして、こうなると音楽は音楽なので全然OK!10分くらいの間だけど楽しい思いをした。けれど最初、どうしてボクだけに演れと合図してきたのか。ちょっと不思議。ミュージシャン同士の勘なのでしょうかねえ。



騎馬隊のショー

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