FA Macro100mm with ring #1,#2,#3
漁師さんからアサリをドッサリ頂いた。もう2,3日早ければアサリたっぷりのパエリアができたのにな、と思ったが今更どうしようもない。沢山貰ったので今夜は酒蒸しにでもしようと思ったが、スーパーで売ってるものではないのでまずは砂を吐かせないといけない。そのつもりでいたらナント、開いた貝から小さな蟹が出てきた。
貝に食べられそうになっていたのだろうか、それとも貝とは共存関係にあるのだろうか。よく分からないがそれにしても小さい蟹だ。この写真の左側に写っているのは巨大アサリという訳ではない。数センチのごく普通の大きさだ。つまり写真でも分かるようにこの蟹の大きさはほんの数ミリ程度しかない。
これを写真にするには単なるマクロレンズでは拡大が足りない。そこで中間リングの登場だけど、今日の場合は#1、#2、#3と全部使った。これにマクロ100mmレンズを着けて望遠レンズも真っ青な長大レンズとなる。これを手持ちで撮ろうというのだからさぁタイヘン。
とはいえデジタルカメラの時代は有り難く、数撃ちゃ当たる方式でシャッターを押し、中からマシなものを選んだ。こんなやり方はフィルム時代には考えられない。というか当時ならプロにしか許されない方法だ。なにしろモータードライブで連射してどれか都合の良い一枚を抜き出すなんていうのだから。そういう意味では今はアマチュアにも優しい時代になったと言えるな。