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今日8月15日は終戦記念日であると同時に、仏教で言うお盆、神道では中元祭が行われる日でもある。
厳密なことを言うと、神道にはお盆というのは存在しない。基本的に神道では、亡くなった人の霊魂はお盆の期間中でなくとも常にそこ(神道の仏壇は祖霊舎という)にあると考えるからだ。つまりご先祖さまと神様(これは神棚)はいつもその家の家族と一緒にいると考えられている。だから本来はお盆だからといってご先祖様を供養するということはしない。ただそうは言っても庶民感情として、亡くなった人の霊魂を迎えるという気持ちは、仏教徒でなくとも一般的に普及しているので、先祖の霊を弔う行事は神道でも行われる。しかし上記の理由で迎え火とか送り火というものは存在しない。
ということで、今日はバイトから帰って夕ごはんを頂いてから、お供え物を持って祖霊社で行われている中元祭に行ってきた。新盆を迎える人たちは写真のように中で祈祷を捧げるのだけど、ボクたちのようにすでに亡くなってから一年以上経っている場合は、この外から拝むだけだ。
ボクの場合、この祖霊社へは自宅から歩いてもすぐなので助かるが、たくさんのクルマが駐車場はもちろんのこと、進入する道路に数珠つなぎになっていた。こういう時は中心市街地に住んでて良かったなと思う。