展示飛行を終えて着陸したF4J with XR18-200mm
今日は岐阜の各務原にある空自の航空祭を観に行ってきた。お連れは80歳になる母。今年から始まったバス会社の日帰り旅行ツアーで、現地までの往復とお弁当まで付いて大変リーズナブルなお値段。ただし伊勢の出発時間は朝の5:30なので4:30に目覚ましセットして起きたが、昨夜寝たのが12時過ぎていたので起きてからも眠かった。
伊勢を出発した時は乗客6名だったのだけど、県内各地で続々と乗り込み結局バスは満席に。さらに関のドライブインでは県内の違うルートからのバスも集合して最終的には全部で大型バス6台のコンボイとなった。
こうして全車とも各務原の空自基地を目指すが、基地が近くなるに連れて道路は大渋滞。最後の右折信号を曲がるだけに15分もかかったりする。予定を30分近くオーバーして現地到着がほぼ10:30。いやぁここまで伊勢から5時間掛かった。
しかしバスを降りたらちょうど戦闘機の展示飛行という名のまるで曲芸飛行みたいなデモンストレーションをやっていて、これが大爆音で迫力満点。離陸直後にアフターバーナーを効かせて急上昇したり、ニ機が急旋回したり、あるいはタッチアンドゴーのデモ飛行なのだけど、この爆音がすさまじい。これを低空でやるもんだから戦闘機はアッという間に視界から消える。
航空ショーのメインイベントは最後に行われるブルーインパルスによる展示飛行なのだけど、この前半のデモフライトは小型機のブルーインパルスと違って、大型の戦闘機によるものなので爆音の迫力が桁違いだった。
機種はF4ファントムのほかにF15イーグルと小型のF2やT4などだった。
格納庫のF2と搭載されるミサイル群
それから中型輸送機のC1を中心にした異機種による大編成飛行や、救難隊による救難救助の実演があり、これは陸自の明野でもお馴染みのヘリ、UH60が主役なのだけど、さすがは空自だけあって飛行動作が派手。コンバットアプローチなんていうカッコいい着陸方法を見せてくれたりする。こうして見ると空自の華やかさというか、派手な雰囲気がよく分かる。最後にお待ちかねのブルーインパルスの展示飛行があり、超満員の観客は空を見上げ続けた。
今日は生憎の曇天で、それでもブルーインパルスの飛行が始まるまではなんとか降らずにもったのだけど、最後の方には雨がパラパラと降り出して、ちょうどその頃に展示飛行が終わったこともあって、大勢の観客は一斉に帰り支度を始め、正門までのシャトルバスの行列は長蛇の列。シャトルバスもどんどんやってくるのだけど、なにしろ並んでいる人の数がスゴイからここで30分以上待つことになった。どうにか基地を出て帰りのバスにたどり着いてもここから岐阜を脱出するまでは一般道も高速も大渋滞で、結局帰りも岐阜から伊勢まで5時間以上掛かったのでした。でも飛行機大好きな母はとても満足したようで喜んでいた。良かった良かった。
密集編隊のまま急旋回
低空でのアクロバット飛行