手ブレしてる写真のほうが臨場感がある by XR 18-200mm
正月三日目、午前中には墓参りを済ませて、さあ午後は何をしよう?いつも何をしていたかなあと以前の日記を読み返してみたら、2006年の正月に自転車で内宮参拝に向かったものの、本殿前のあまりの混雑ぶりに途中で挫折して抜けてきたことがあった。よし、今日はこのリベンジをしよう。というのも今年は年末年始の寒波のせいで、いつもよりは三が日の参拝客は少ないのじゃないかと読んだからだ。
正月の間は伊勢市が主導するパーク&ライドの交通政策で、自家用車は内宮まで接近できないのだけど、自転車はスイスイで、奥さんと二人すんなりと宇治橋前の駐輪場に到着した。ただしここへ来る道をわざと古市の昔の街道で来たのだけど、途中の坂で奥さんのMTBのチェーンが何度も外れる。どうやらディレーラーが不調のようで、手で曲げて応急処置としたがチェーンも伸びているみたい。見た目もフレームの塗装があちこち剥がれてきているし、そろそろ買い替え時じゃない?という提案に奥さんも同意したので、帰りにボクだけいつものプロショップへ新車を下見に立ち寄った。う〜ん、お買い得車があるなあ、ボクが欲しいくらいだ。
まあそれは置いとくとして、今日の内宮の参拝客は予想通りで、少なくとも前回の2006年の正月ほどの混みようではなくて、列が詰まったのは正殿前の階段付近(これが今日の写真)から画面左方向へ100Mくらいのものだった。このくらいだったら渋滞も並んで待っていられる。
この後は暖かいお茶のサービスや、振る舞いの御神酒や甘酒なども頂いて、最後におはらい町を観光客気分で歩いたものの、これは大失敗。あまりに人が多すぎて買うものも買えず食べるものも食べられない。おかげ横丁の奥から脱出しようとしたら、一番端っこに見慣れぬ浪曲茶屋というのがあって、ははぁ、これも赤福経営だなと見当は付いたがいつからこんなのが建っていたのだ?聞いたら今年の5月オープンだって。道理で見慣れぬはずだ。ここで抹茶ゼリーを頂いたのだけど、切った竹がゼリーの器になっていて、とても美味しゅうございました。でもあのアンコは赤福だね。