*** テキトー絵日記 ***

2011/01/24

施政方針演説

by XR 18-200mm

午後のプールから帰ってきて、さて録り溜めてあった語学ビデオでも観ようかなとテレビのスイッチを入れたらちょうど国会中継が始まるところで、そのまま菅首相の初の施政方針演説を聞いた。

45分ほどの演説はそのほとんどが国内問題におけるあれやこれやで、総花的ではあるが逆に言うと全てがもっともなハナシという印象だった。ネットの反応などは相変わらずけなしているものがほとんどのように思えたが、ボクの意見としては演説内容にケチをつけたくなるようなものはあまり無かった。

しかし外交、特に近隣諸国との展望については新鮮味のないというか、当たり障りの無い、反対に言えば実行出来そうに無い方針を示したに過ぎなかった。戦略的互恵関係なんて玉虫色の文言をいつまでも唱えていては何も前進しないと思うな。特に中国が相手ではね。そのためにどうするかを演説してくれなくっちゃ。

ネットの反応でも新聞社などは消費税増税に触れた点に注目してるようだけど、そりゃこれだけあれもしますこれもしますって言うんだから増税以外にその財源は無いでしょうよ。仮にですよ、本当に管さんが言っているようなことを実現してくれるのなら、増税しても納得する国民は多いのじゃないでしょうか。だいたい自分は払いたくはないが国がなんとかしろという態度は感情的すぎるし無責任だ。

しかしTPPに加入する方向で宣言したものの、同時に農家への戸別補償をうたうなど、こういうのは子ども手当同様のバラマキ政策に陥りませんかねえ。あとは野党となった自公にちゃんと国会で協議をしましょうと呼びかけたのが良かった。そうだそうだ、とテレビの前のボク。

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