*** テキトー絵日記 ***

2011/02/01

電子ブックライフ

午後五時 with XR 18-200mm

今のカメラはなんでも自動で補正しようとするので、夕方特有の赤みを帯びた太陽光を再現するにはちょっとした細工が要ったりする。コンデジなんかだと最初から夕暮れモードとかいうのがあったりするくらいだ。

試しにと読み始めた電子ブックプリインストールの小説「anego」は第一章だけで、それ以降は製品版をお買い求めくださいだとさ。をいをい、こんなのプリセットとは言わないゾ。プンプン。

気をとりなおして先日自炊したpdfのほうを読み始めたが、わー文字が小さい。読みにくい。といって拡大すると一画面に一ページが収まらないので扱いづらい。しかしその辺り流石は文学の世界だ。読み始めると画面のことより記述されている内容の方に引き寄せられてまずは一冊読了。「伊豆の踊子」でした。やっぱり川端文学は瑞々しいわ。

今度は”リーダー”本来の読みやすい内容で読んでみようと、eBookから無料の青空文庫でまたしても10冊ばかりをダウンロードした。これはpdfじゃないので読みやすく扱える。ただ青空文庫に収録されている作家は偏っているのだけど、意外にも太宰や森鴎外などは充実している。でも川端や三島は一冊もない。しかしその気になれば無料で2000冊近くが読めるわけで、文学作品を読みたい人にはいいかもしれない。

あそれからこの"リーダー"のおまけに付いていた英語辞書”ジーニアス第四版”は、まあこんなもんかなだったのだけど、それとは別にもう一冊"New Oxford American Dictionary"も入っていて、この英英辞書は例文も豊富で便利そう。期待していないほうに分があったりするのはよくあることだなあ。

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