日暮れ時 with FA100-300mm
夕暮れ時というのはその日の天気に応じて多様に空が色付くから面白い。晴天の日だと夕焼けが雲を照らして、その結果ダイナミックな陰影がまるで宗教絵画みたいになることがある。しかし今日みたいにはっきりしない天気だと日中の空は白く写る。これが一番面白くない。今日は単なる曇りだと思うが、まるで黄砂みたいに思えなくもない。なのでこれは新燃岳の火山灰じゃないかという人もいるようだ。まあゴビ砂漠の砂粒が飛んでくるくらいだから有り得ないハナシじゃないけどね。
日中はパッとしない天気だったのだけど、日が傾いた頃にやっと青空も見えてきて、そうなると夕暮れの空もなかなか綺麗だ。遅くなって現れた青空は濃紺だったり淡青色だったりするが、これをデジカメで撮ると今日の写真みたいにラベンダー色になったりする。
ちなみに画面に映っているスズメが飛び立つ瞬間を撮ろうと構えていたのだけど、、、絶対に無理だね。ずっとこのままで居て今から飛び立つぞという気配など一切感じさせない。そのくせ次の瞬間にはもう画面から居なくなっている。飛んだ!という瞬間にシャッターを押したつもりだったのだけど、見事に空の電線だけしか写ってなかった。まあ300mm(フィルム換算で450mm)のテレ端なので画角はかなり狭いですが。
一瞬の後