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今日は三月三日、ひな祭り、桃の節句とも言う。例の"リーダー"で太宰や森鴎外や田山花袋なんていう日本文学を読んでいたのだけど、先日ふと思いついて源氏物語など読んでみたら、いやぁこれがなかなか面白いのですね。といっても原文では読めないので、ボクのは與謝野晶子訳のものですが、おまけに読んだのはこの長編小説のほんの一部分だけですが、それでもなかなかに雅なるぞよ。
まあしかしこれが1000年も前のハナシだなんてねえ。驚くよねえ。紫式部さんは才女だったんだなあ。これに登場してくる人物たちは何かというとすぐにその時の気持を歌で表し、またそれに対して即興で歌を返すのだけど、これはまるでジャズの即興合戦だね。おまけにそれが言葉の意味を二重に掛けていたりして洒落てて粋だ。うむむむむ、若いのにヤルねえ、君たち。
てなことで、今日はひな祭りに合わせてちらし寿司を作りました。もっともお祝いするような＜女の子＞はいませんが（山の神はいますケド）。ちらし寿司は半分インスタントながら、自家製の錦糸卵にも挑戦してみたけど、売ってるのみたいに糸状にはなかなか出来ない。ちゃんと裏ごしもしたんですけどね。まあ食べて美味しければいいか。（今日は録画した仏語会話を見ながら作ってたのだけど、番組で紹介していたオニオングラタンスープがめちゃくちゃ美味しそうだった。今度あれ作ろっと）
