with XR18-200mm
沖縄ではすでに梅雨明けになったそうだが、こちらはご覧のように毎日が曇天続き。まあ雨が降らないだけマシか。
昨日勉強していたイタリア語のテキストに面白いハナシが載っていた。イタリア語通訳者の経験談なのだけど、日本のとある中小企業が海外進出することになり、商談の席で82歳になる会長が「One
please」と言った。
相手はイタリア人なので、これをどうイタリア語に翻訳するか。そもそもこれはどういう意味か?以下抜粋
ぽかんとしている私に、会長は意外そうに言った。「アー、田丸さんは英語全然だめなんだ。『ひとつ、よろしく』っていう意味だから、そうイタリア語にしてあげてよ」。「ひ、ひとつって……oneのひとつだったかしら?」。20代だった私、その英語に仰天し、試しにそのまま”uno
prego”と言ってみようかと迷ったのだが、かろうじて抑えた。
わははは、ですなあ。いいなあ、このハナシ。one pleaseねえ。uno pregoもイイねえ。これをそのまま押し通して相手を煙に巻くってのもアリかもしれない。しかしこのハナシはまだ後日談があります。再び抜粋
数年後、円高で価格交渉が難航したときのこと、いつも通りに(注:椅子の上で)坐禅を組んでいた会長が唐突に口を挟んだ。"Please bend that!"
さてこれは何でしょう?おわかりですか。答えは「そこを何とか曲げていただいて……」。う〜む。やっぱりナイスだなあ。