with FDA Macro100mm close up ring #1#2#3
珍しくマツバボタンの花から雌しべが出ていた。いつもは黄色い花粉の付いた雄しべしか見えないので、さっそくクローズアップ撮影に挑戦してみた。実物はわずか数ミリ程度のものなので、ここまで拡大するとピントを合わせるのが大変だ。もちろん三脚は必須。それでも僅かな風で揺れ動くとピントは大きくズレてしまう。しかもこの場合、黄色い花粉の付いた雄しべはコントラストが大きいのでピントも合わせやすいが、マゼンタの花びらをバックにした同色の雌しべにピントを合わせようとすると、なかなかタイミングが掴めない。じっと見ているうちに雌しべの先端の細かな繊毛が連なった様子をもっと拡大して撮影したくなったが、そうなるともう顕微鏡の出番かも知れない。
こんなことして遊んでいたのも午前中のまだ日が差したりしてる間のことで、午後からは次第に雲が広がり、細かな雨も降ってきた。でも空は明るいので大した雨量にはならないようだ。