with FA Macro100mm
うっとおしい梅雨空は続き、今日も大した用事はなかったので一日中家の中で過ごしたのだけど、さすがに飽きてきて、雨も止みかけた夕方にカメラを持って何か撮影ネタは無いかと家の外に出てみたら、ちょうど赤いユリが咲いたところだった。
このユリは数年前に、当時はまだやっていた磯部のユリ園で買ってきた鉢植えの一つなのだけど、もうひとつの黄色いユリの鉢植えと交互のようにして、毎年ちゃんと花をつける。一年のこの時期に一度だけ咲くのだけど、後は水を遣る以外は特に手入れもしていないのに、季節が巡ってくるとキッチリと花を咲かせるのはさすがだなと思う。植物の力だね。
ところでこの写真のように、黒い(暗い)バックを背景にした赤色というのは、色飽和を起こしやすい。これはなにも赤に限ったハナシじゃなくて、原色ならどれでも起こりやすい現象なのだけど、自分の経験で言うと赤色が特に飽和しやすいようだ。
この写真の場合は単に赤い花を撮ればいいだけなので、露出を押さえて飽和しないようにすればいいのだけど、例えばこれが赤いドレスを着た女性のポートレートとなると、顔や肌の適正露出と赤いドレスの適正露出が違ってくるから難しいことになりそうだ。一度やってみたいので誰かモデルになってくれませんか?