with XR18-200mm
今日の午後はこれを観てきた。ただし場所は映画館ではなく、公共施設の多目的ホール。なのでスクリーンは小さいし、椅子の座面はフニャフニャなので2時間超のこの映画の最後のほうではお尻が痛くなったりもした。なぜ映画館ではないかと言うと、これが”三重県内男女共同参画連携映画祭”の一環で上映されたものだからだ。
いちおう公式サイトへのリンクも貼っておきますが、リーフレットによれば、この映画は「古書店で偶然発見された家計簿、それは国史研究の通念を覆す大発見となった。日々の買い物、親戚付き合い、子供の養育費、冠婚葬祭---家計簿から鮮やかによみがえる、下級武士一家の暮らしぶり」を映画化したものだそうです。
この映画に関しては前評判というか事前の知識は全く無く、ただ前述した”三重県内男女共同〜〜〜”の企画イベントで安く(500円)映画が観られるというので行ってきた次第ですが、主催者によれば発売開始から3日間で全席(350席)完売の人気だったそうです。(でもこれ、もし一般の映画館公開だったらこんなに来なかったんじゃないかと思われ、、、)(ボクの真後ろの男性は上映中にしょっちゅう寝てしまっているようで何度もイビキが聞こえ出してマイッタマイッタ)
さて映画ですが、コミカルなタッチで倹約武士一家の暮らしぶりを描いていきます。この辺りは、そういう風に扱わないと明るくなりませんからね。なので笑顔も多いから安心して観ることが出来ます。つつましく、質素に、でもクソが付くほど正直でまっとうな生き方を賛美した内容でした。いかにも”男女共同参画〜〜〜”の企画連携映画だなあ、というのがボクの感想。