今日のシネコン with XR18-200mm
この週末は全く予定がないので急遽、映画でも観に行くかということになった。こういう時、自分一人ならば市内の単館系映画に行くのだけど、奥さんはシネコン系の娯楽映画のほうが好きなので、そっちで物色した結果、スピルバーグ制作の「super8」に行くことにした。
事前に映画の詳しいことは知らなかったのだけど、まあ何分にもスピルバーグがプロデュースしているので、あんな感じじゃないかな〜と思っていたら案の定、その通りだった。
映画は良く撮れてますよ。観ている時はハラハラドキドキしたりして、いかにもの”冒険活劇青春SF大惨事家族は大事だ娯楽大作”となっております。
しか〜し、あのパターンはちょっと陳腐なんじゃないですかねえ。「エイリアン」が1979年、「E.T.」が1982年、「スタンバイミー」は1986年。こう並べて書くと内容がだいたい察してもらえると思うのですが、これらの映画から昨今の撮影技術はCGも含め、ものすごく進歩してますから、なにをどう描いても今のスクリーンで観るものは全てリアルではありますが、基本的なプロットがねえ、こんなのを作ってワアワア言ってるからハリウッドが落ち目になっていくのでしょうねえ。別に、休日の午後は肩の凝らない娯楽映画で楽しみたかっただけなのですが、ちょっとこれではねえ。映画の前半はまだしも、後半からラストにかけてが特に陳腐。もういいって、このパターンはさ。