ベタカップ・イリオス with FA Macro100mm
いくら狭いところでも飼えるからといって、小さい金魚鉢では可哀想に思えて、小型の水槽を買ってきて移しかえてあげた。やっぱりこれくらい広いほうが魚も機嫌よさそうだし、ボクも真横から見ることができて楽しい。エサも乾燥赤虫というのを買ってきたら、これをよく食べる。
この優雅な姿を眺めながら午後のお茶をするのが日課になってきた。スダレを通して入ってくる外の風、風鈴 ウィンドチャイムが硬質な金属音を奏で、エアーポンプがブクブクと空気を吐いている水槽の中を、生きた宝石のような青いベタが泳ぎまわる。確かに涼しげな効果抜群だ。
ついベタのほうばかり見てしまうが、隣にはもう少し大きい水槽に派手なメダカ(の仲間)が元気に泳いでいる。それからすっかり影が薄くなってしまったが、一番最初で35匹から選抜の地味なメダカも頑張っている。しかし、周りがこう派手なのばかりになってしまうと、普通のメダカは損だよねえ。
お茶の後は、この水槽の前で天声人語の書き写しをしているが、これもすっかり日課になった。万年筆も使い慣れてきた。ただし、悪筆の方はあまり矯正されていない。